「年齢を重ねることを楽しみ、輝く女性に」株式会社Animato代表 佐藤真理子さん


広告代理店勤務からバッグの輸入販売、飲食店やコスメのプロデュース。さらにご自身も20歳の時からモデルとして活躍する佐藤真理子さん。活躍の幅が広いため、真理子さんを知る多くの人は、「真理子さんって、どんな方なの?」「何のお仕事をされているの?」と不思議がっている様子。ご自身の会社設立10周年を迎えた節目の今年、さらなるチャレンジに向けて準備を進めている真理子さんにお話をうかがいました。

 

 

―真理子さんの現在のお仕事を教えてください。

株式会社Animato(アニマート)の代表として、主に女性に役立つ商品開発、商品開発リサーチ、販路開拓をしています。のちほど詳しくお話しますが、今年は、オンラインスクール、自社ブランドのスーパーフード、そしてドイツ発の100%オーガニックパウダーの日本初の正規販売代理店を始めました。

―これまでに多くの仕事を経験されているようですが、真理子さんのバックグラウンドを教えていただけますか?

学校卒業後、就職したメーカーでは、販売促進部に配属されました。でも以前から興味のあったファッションビジネスや広告、プレスについて学びたいという思いが強くなり、就職して初めてのボーナスを注ぎこんで、夜間の専門学校に1年間通いました。仕事と学校の両立はハードでしたが、「自分の環境を変えたい」という一心でした。

そのうちに、大手広告代理店の女性の凄腕セールスプロモーションプランナーがアシスタントを探しているので、「挑戦してみないか」と声をかけていただいたのです。ご本人との面談では、「アシスタントを決めるのはお見合いと同じ。あなたが私のために働けるかどうか考えてみて」と言われ、当時まだ若かった私は、それがどういう意味なのか理解しないまま軽い気持ちで、「大丈夫です!」と言ってしまったのです。

―「言ってしまった」という表現に含みが感じられますが(笑)、いきなり声がかかるなんて、真理子さんに光るものがあったのですね。

でも、それからが大変だったんです。まるで、映画の『プラダを着た悪魔』さながらの厳しさで。ボスである彼女の意見は「絶対」。逆らう事は許されません。まず朝は、出勤したらすぐにボスの机やパソコン周りの準備をして、その日に必要な資料作成を完璧に用意します。次に彼女が出勤する時間を予測して、珈琲を用意するのですが、もちろん彼女が手にした時点で、淹れたての状態でないといけません。また、その日に予定されている打ち合わせについて、彼女から聞かれる内容を予測して自分の頭に情報をインプットします。質問に即答できないと罵声が飛んできました。

―罵声!? 緊張感のある職場だったんですね。仕事をしながらスクールに通い、念願叶っての広告業界。相当厳しい職場のようですが、いかがでしたか?

鍛えられましたよ。1日に何本もある打ち合わせのレジメや企画書の清書や雑用に追われ、あっという間に1日が過ぎていきました。ただ彼女は大手企業のプランニングを多く手がけていたため、その企画書を清書しているうちに、いつの間にかプランニング立案のやり方や「戦略的思考」が知らず知らずのうちに身についていきました。少しずつ私にも仕事が回ってくるようになり、アシスタント業務以外の仕事が増えてきました。

―真理子さんの頑張りが、『プラダを着た悪魔』の上司にも認められていったのですね

その後も、芝浦開発プロジェクトのイベント企画、販売促進企画を担当し、個性豊かな空間プロデューサーや料理人などと一緒に仕事をしました。2007年12月に大手酒造メーカー直営レストランの厨房運営管理を任され、それを機に独立して、株式会社Animatoを設立しました。

その後も大手の流通チェーンの生活研究所を担当し、競合他社との差別化を図る戦略策定立案をするチームに加わりました。差別化の切り口は、「地域性」「商品分類」など多岐にわたり、さまざまな経験をさせてもらいました。例えば、東北は秋に「芋煮会」を行うのが恒例なため、秋口は「鍋」の購買力が高まるとか、ヘアケア商品の場合は、競合他社の商品ラインナップに対し、自社はどう展開していくのか、細かなリサーチ業務を通して、商品マーケティング知識を得る事が出来ました。

 

マーケティング業界でキャリアを積むこと6年。その後、結婚、出産を経て、30歳の時に、今度はたった1人で、しかも言葉もわからない国を訪れて、真理子さんは輸入業を始めます。

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