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「自信をもって理想の自分を笑って生きる」photostyling75c 代表 渕本奈美さん 後編


■「原点に帰ろう」と再スタートを決意

ー少し話は戻りますが、社長さんは、意欲をなくしていた奈美さんをどう思っていらしたのでしょう?

奈美さん:ある日、(ライフスタジオの)社長と久しぶりに再会したとき、仕事に対して意欲を失って、全く楽しそうにしていない私を見た社長から「もうスタジオを売却したら?」「お前がいなくなって悲しむスタッフは、いるのか」と言われました。一言も言い返すことができない自分が悲しかった。

でも同時に、なぜか「こんな無様な姿で辞めたくない」という気持ちが湧き上がってきたんです。そこからもう一度、私はどんなふうに仕事したいのかを考え抜いた末に、行き着いた答えが「原点に立ち返ろう」でした。思い切って都内を中心に4店舗あったスタジオを1つずつ閉じることにして、娘が中学を卒業したら、東京に戻ってもう一度最初からスタートしようって。

 

こうして「いよいよ、新しくスタートを切るぞ!」と今後に向けて準備を始めた奈美さん。なんとこのタイミングで、コロナのニュースが世間を賑わし始めます。

ーせっかく動き始めたのに! まさか、このタイミングで!?ですよね。

奈美さん:「どうなっていくんだろう……」。先の見えない不安に押しつぶされそうな私に、友人の一人から「『コロナのおかげでこんなに良くなった」っていうことをノートに書きだしてみたら?」と勧められたのです。「そんなことに何の意味があるの?」と思いましたが、言われるままに「コロナになって良かったこと」を思いついたそばからを毎朝ノートに書き出してみました。すると、不思議なほど自分の気持ちが整理されていったのです。

仕事は一旦リセットしてゼロの状態に戻った。これからまた最初からやっていくんだったら、新規店舗のオープンみたいな気持ちでやっていこうと。「これは私にとってチャンス」「ずっとやりたいと思っていたことを全部やろう」と思ったのです。不思議なもので一度そう決めると、長く悩んできたスタッフとの関係性もどんどんいい方向に変わっていきました。

―気持ちのもっていき方ひとつで、リアルの状況までも変わっていくんですね。奈美さんの「ずっとやりたいこと」って何だったのですか?

奈美さん:2020年の8月からスタートした新しいメニュー、大人のためのイメージフォト撮影「パーソナルプロデュースフォト MOI(モア)」です。ただ単に素敵に撮影するだけではなく、お客様それぞれに合わせた、お客様の求める理想の自分の姿を写真に収めていくサービスです。以前からずっと考えていて、今回ゼロからの再スタートにふさわしい新しい挑戦として始めることにしました。

ーパーソナルプロデュース。何やら素敵な響きですが、それはどんな背景で生まれたのですか?

奈美さん:撮影前にどんなイメージでの撮影をご希望なのかをうかがっても「自分がこうありたい」というセルフイメージが明確に描けていない方がとても多いことに気づいたんです。

「Moi」ってフランス語で「私」という意味なんですが、単なるプロフィール写真、イメージカットでもスナップでもなく、もっと「私」「自分」にフォーカスをして、自由にあなたそのものを発信していきましょうというコンセプトを元に生まれました。私が、お1人お1人にカウンセリングをして、あなたの中にあるあなただけの魅力を引き出します。もちろん撮影時のスタイリングまですべて込み。ご自分が思い描く理想の自分に近づくための写真を撮影して、その方のビジネスが加速していくようにサポートさせていただきたいと思っています。

ー素敵です。奈美さんのセンスが活かされるサービスですね!

奈美さん:人見知りを悟られないように自己防衛から始まった私のおしゃべりは、カウンセリングやアドバイスに活かされる。そして、自分をよく見せるために研究した自分に似合うスタイルの研究もスタイリングに行かされる。若い時から自分のコンプレックスを隠すために身に付けた術が、時間を経て「自分だけが持つ強み」になってサービスに生かすことができるって気づきました。

―最後に。奈美さんの「ありたい姿」を教えてください。

奈美さん:「自信をもって理想の私を笑って生きる」です。私も、photosyling75cもこれからどんどん変化して進化して、自分が自分で感動するぐらい新しくて大きな価値を見出していきます!

 

渕本奈美さん、貴重はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

撮影/photostyrling75c 取材/川崎あゆみ

インスタグラム photostyling75c

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