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婚活の分かれ道　～マリッジ・クロスロード～　第4回　外見は、あなたの一番外側の中身

第4回　外見は、あなたの一番外側の中身

ファッションの目的の1つは、コミュニケーション。着ている洋服は、その人の職業、立場、キャラクターなど、その人となりをたくさん語っています。例えば、ドラマや映画の登場人物が画面に登場した瞬間に「こういう人なんだろうな」とわかりますよね？　あれは、その人の装いが発信しているメッセージを受け取っているわけです。

また、装いは、自分の素晴らしいところ、魅力的な部分を視覚で伝える自己PRになります。「優しくて、気配りができます」というあなたの内面を着ているもので表現することが必要です。

ただ、その前に絶対条件は、「清潔感＆適度なきちんと感」です。

以下、チェックポイントを挙げますから、ご自分のことを振り返ってみてくださいね。

◆髪は、きちんとお手入れされているか

髪型は似合っていれば問題ないのですが、やはりきちんと「お手入れ」しているかどうかが大きなポイント。ツヤのないボサボサの髪は、もちろん論外。毛先が傷んでいたり、白髪が伸びてきているとだらしない感じは否めませんし、「誰にどう思われてもいいや」と思っているのだろうなという“なげやりな印象”を与えてしまいます。

毛先を見るとちゃんとヘアサロンでカットしてもらっているかは一目瞭然。

きちんとお手入れした髪であるというだけで、女性としてのレベルがぐっと上がりますよ。

◆ヒゲは生えていませんか！？

デートの時に彼から「ヒゲが生えてるよ」なんて言われたら一生立ち直れません(笑)。

たとえ友だちや職場の同僚でも、そんなことを思わせてしまっては、そこから恋愛になんて絶対に発展しませんよね。

産毛剃りをすると、顔全体が明るくなって、メイクのノリもよくなって、いいことだらけ。室内では、ライトの加減でよく見えないこともあって、自分では気づかないこともあるので、一度天気のいい日に自然光のもとで、鏡を手に産毛チェックしてみてください。

◆汗やにおい、気になりませんか？

待ち合わせ場所に遅れそうになり、ちょっと小走りで急いだりすると、汗をかくのは自然なこと。でも、汗の匂いが気になって相手の話が耳に入ってこなんていうことのないように、出かける前に制汗スプレーをつける、バッグの中に入れておいて、相手に会う前にトイレに入り、呼吸を整えながら、汗を引かせるなど対策をかんがえましょう。

夏だけではなく、秋冬も暖房がきいているとモワっとした臭いが気になることもありますから、においを抑えるものをバッグに常備しておくのがいいかもしれません。

また、よく言われますが、香水のつけすぎはNG。もしつけるなら、人に会う30分前につけるのがベストです。

◆視線を集めても大丈夫な、唇・手元ですか？

座って会話をしている時、どうしても動く部分、つまり口元と手に視線がいってしまいます。唇が乾きがちの人は、こまめにリップクリームをつけるようにしましょう。はがれたネイルはマイナスの印象を与えますし、派手なネイルは、家事や育児をする姿を想像しにくいと聞きます。手、指先はハンドクリームをつけてマッサージするなどして、しなやかな手先を保ちましょう。

◆お気に入りの靴は、くたびれた靴ではありませんか？

「履いている靴を見ると、その人となりがよくわかる」と言われますが、高級な靴でなくても構いませんから、きちんとお手入れした靴を履くようにしましょう。

ハイヒールのかかとがとれてしまって、金属部分がむき出しになり独特の耳障りな「カツカツ音」を響かせて歩いている方を時々みかけますが、だらしない印象は否めません。

特にお気に入りでよく履く靴であればあるほど、どこかが擦り切れていたり、踵が減っていることが多いですから、普段から靴のお手入れをする時に踵の減り具合などもチェックしておきましょう。

◆カジュアルと普段着の境目は？

服装、身だしなみは、相手への礼儀。だとしたら、普段着のような服装で現れた瞬間に、「この程度にしか思われていないんだな」と相手をがっかりさせてしまいます。「カジュアルな装い」との境界線が難しいところですが、少なくともカジュアルであろうと洋服にアイロンがかかっていなかったり、汚れたまま着ているなど、相手に「大切に思われていない」と思わせてしまってはいけませんね。

と、ここまで書いて、以前、主婦の再就職講座で講師として、お話していたことと全く同じであることに気付きました。婚活に限らず、相手が異性・同性に限らず、大人の女性として、身だしなみは“最低限の礼儀”であるということですね。

難しいことは何１つありません。

思い当たることがあれば、今日から気を付けてみてくださいね。

情報提供／結婚情報センターNOZZE　取材・執筆／川崎あゆみ

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