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ゲスト:朝時間が人生をハッピーにする「ナチュラルライフコンシェルジュ」一條智加さん


 

ナチュラルライフ・コンシェルジュ 一條智加さんインタビュー

 

-小さい頃はどんなお子さんだったのですか?

小中校時代は、父親の仕事の関係で転校が多くて、長く付き合える友だちがいませんでした。せめて高校は、「同じ高校に3年間通いたい」と、両親に無理を言って1人暮らしをさせもらいました。基本的には、一匹狼体質です。どこにいっても、誰とでもすぐに仲良くできるのは、転校を繰り返していたときに身に付けた術かもしれません。でも、今でも心の中で無意識につい人に対して身構えてしまうところがあって、それも子どもの頃の経験が元になっているのだと思います。

 

-大学卒業後は、どんなお仕事に就いたのですか?

アパレル会社に就職しました。本当は、経理や総務などの配属を希望していたのですが、入社後配属されたのは”プレス”と呼ばれる商品のPRに関わる部署でした。宣伝PRと言えば、社内でも花形と言われやすい部署ですが、私は仕事ができなくて、怒られてはトイレで泣く毎日。今でも当時の先輩にお会いすると「よく泣いていたね」って言われます(笑)

当時は、「私、どうしてこんな仕事をすることになってしまったんだろう」と思っていましたが、それから20年以上経った今も職場は違いますがPRに関わる仕事をしていることを考えると、人事の方ってすごいなぁ~とつくづく思います。

 

現在は、インナー美容ブランドにお務めですね。

その後、PR会社に転職したのですが、実は20代のときに子宮内膜症に悩んでいたんです。そのときに、友人が「いいよ」と勧めてくれたのが「冬虫夏草」。これに助けられて、体の内側を整える大切さに気付き、現職である健康美容食品会社に転職。以来インナー美容ブランド「LUZI(ルーツー)」の立ち上げから現在も商品開発、販促PRまで幅広く関わっています。

*冬虫夏草・・・中医学・漢方の生薬や、薬膳料理・中華料理などの素材として用いられる和漢植物

 

華やかな世界において活躍されてきたCHIKAさんですが、プライベートで大きな出来ごとがおありだったとか。 

33歳のときに母を亡くしたんです。数時間前に電話で話したばかりだったのに……。当たり前ですが、全く想像もしていなかった突然の出来事でした。母が亡くなったという事実を受け入れられなくて。

当時、63歳だった母。街を歩いている母と同世代の女性の姿を見かけては、ただただ泣くばかりの日々でした。この状態が長く続き、「うつ状態」になってしまったんです。ありとあらゆる事が受け入れられなくなって。今振り返ってみると、あの時は1分1秒たりとも光を感じることができず、何年間も真っ暗闇の中にいました。出口が見えなくて苦しい日々でした。

 

それは、お辛かったことでしょう。そうした「真っ暗闇」の状態から抜け出せたきっかけはあったのでしょうか?

何年もそんな状態が続いていて、気づいたら、30代後半になっていました。周囲の友人たちは、みんな結婚して家族ができていて、私はポツン。ある日突然、どういうわけか「このままじゃいけない」と思ったんです。でも何をしていいのかわからない。

ゴールデンウィークなど休日は、みんな家族単位で出かける人が多いですよね。SNSで流れてくる楽しそうな写真を見て、私は、「ポツンと1人」を感じてしまう。悲しいし、寂しいし、みじめな気持ちになりました。だからと言って、”ひとり”というのが理由で旅行にいけないなんて残念すぎると思って、1000%の勇気を振り絞って、はじめての海外ひとり旅に行きました。

 

-前を向くことができて良かった。でもいきなり海外ひとり旅っていうのも大胆ですね。

そうなんですよ(笑)。英語も話せないのに。現地の移動中、送迎バスの中でたまたま隣に座ったタイ人の女性と会話が始まって。バスを降りるまで色んなことを話しました。それがきっかけで、彼女の姉妹兄弟と親しくなり、以来、現在に至るまでほぼ毎年10日間ほどタイにホームステイさせてもらっています。

 

-それは、またCHIKAさんらしい展開!

その頃からだんだん変わり始めました。旅行から東京に帰ったらまた1人だけど、少しずつ自分だけの世界が作れるんだと思い始めた。正直言って、英語も話せなかったし旅行に行った時はドキドキでしたよ。でも思い切って行動してよかったです。40歳から英語も勉強し始めました。

その間もずっと見守ってきてくれたLUZI(ルーツー)の社長には本当に感謝しています。

 

その旅行をきっかけにCHIKAさんの心の持ちようも変わり始めたということですね?

少しずつですが、明らかに変わり始めました。取りあえず、できることを全部やってみようと、英会話、1人旅、フラワーアレンジメント、サルサダンスに着物着付け教室、毎週水曜日は映画を観に行こうとか、少しでも外に出るためのルールを自分の中で作って色々チャレンジしました。

 

次第に上がったり、下がったりを繰り返しながら前向きになっていきました。今でも続いているのが、英語、着物です。「誰にも会いたくない」「何もしたくない」と真っ暗闇の中にいた私を支えてくれたお友達は一生の宝ものです。

 

ポジティブでいようと思ってもなかなか切り替えられない人も多いと思います。一歩踏み出せない人へのアドバイスをお願いできますか? 

オススメは、身の回りの掃除と整理です。キッチンやトイレなど、掃除をし始めると目に見える形でキレイになっていくのと同時に、心の中でくすぶっているものもすっきりしてきますよ。

心の中でモヤモヤしていることは、書き出すのも一案です。あとは、自分だけの趣味で終わるのではなくて、他の人とシェアするのがいいそうですよ。例えば、読書だと自分1人で終わってしまいますが、その感想を話し合ったりする読書会とか。ブログに書いて公開しちゃうのもいいかもしれませんね。

でも、やっぱり一番のオススメは、ラジオでお話した朝の時間の過ごし方ですね。朝の時間を気持ちよく過ごすと心と体のバランスが整います。そうすると自然に心に充実感が生まれて、人生を前向きに進めると思います。

 

今、悩んでいる方、なかなか前向きになれない方、「なんだか辛いなぁ」と思ってしまう時は、

CHIKAさんのはじけるような笑顔を思い出して。

明日の朝から太陽の光を浴びることで1日を始めてみませんか?

 

CHIKAさん、ありがとうございました。

 

<ナチュラルライフ・コンシェルジュ 一條智加さんプロフィール>

・インナー美容ブランドLUZIブランドマネージャー

・健康&生活リズムカウンセラー(文部科学省後援健康管理能力検定)

・日本茶アンバサダー(一般社団法人日本茶アンバサダー協会)

・アロマテラピー検定1級(AEAJ日本アロマ環境協会)

・温泉ソムリエ(温泉ソムリエ協会)

・集英社雑誌マリソル公式ブロガー美女組メンバー(2012年〜2017年)

大手アパレル会社プレス、PR会社を経た後、17年以上に渡りインナー美容ブランドの商品開発〜販促PRまで幅広い業務に関わる。

“健康であること、美しい素肌であること、心が元気であること”の3つのインナービューティーの軸をトータルでサポートする【朝活】をはじめ、“体の声に耳を傾けながら心地よい朝を過ごす”たけで、毎日がご機嫌に過ごせるようになる<体・肌・心>の3つのインナービューティーを整える《朝美人的きれいのつくり方》を提案。

Instagram : https://www.instagram.com/chikarina045/

 

<CHIKAさんが講師をつとめるオンライン講座>

「Morning Beauty 人生のパフォーマンスをあげる 朝型生活のススメ入門編」

https://cle-de-carriere.com/item/ci001/

価格:2,200円(税込)動画時間:約35分

 

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