先日、「結婚したい」男性・女性からよく相談をもちかけられ、実際に知り合いの結婚相談所に紹介などをされている60代男性にうかがったお話です。
結婚相手を探している人を見ていて思うことは、「相手に何か“してもらう”ことばかり考えている人が多い」ということ。
そうではなくて、相手に「何をしてあげられるか」、相手が何をしたら「喜んでもらえるか」ということを考えましょう。それが「思いやり」となって相手の心に響きます。
自分が期待したことをしてもらえないと、「もっといい人がいるんじゃないか」と次を探し始めるけれど、もちろんそんな人は、いつまで経っても結婚を決めるなんてできません」とのこと。「何かをしてもらいたい」というのは、“子どもの愛”だとおっしゃるのを聞いて、納得。
あとは、やっぱり女性に必要なのは“可愛げ”だそうです。
結婚して40年のこの方がおっしゃるには、「どれだけ仕事がバリバリできても、男性から見て、『自分がいないとダメなんだな』と思わせること。男性は頼られると、『可愛いな』『応えたいな』と思い、頼られることで自信をつけていくものなのだそう。
<手を差し伸べてもらった時>
×「大丈夫です」
→「ありがとうございます。もうちょっと頑張ってみますけど、出来なかったら、お願いしてもいいですか?」
<相手が話をしている話、知っている話でも>
×「知ってます。それって実は〇〇らしいですよね」
→「そうなんですね。ちらっと聞いたことはありましたが、そういうことだったんですね」
<会話中の絶対NGワード>
×「要するに」
→「そんなにまとまりのない話をしていたのか」と一気に自信を失くさせてしまう言葉です。プライドずたずた💦 だらだらした話に付き合う必要はありませんが、婚活の場で仕事ができる自分をアピールしても何の得にもなりません。
いかがでしたか?
もちろん「自立した女性である」ということもとても大切ですが、要所要所で、男性の顔を立てる“賢さ”がポイントになってくるようです。
取材・執筆/川崎あゆみ
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