ソニー生命保険株式会社
ライフプランナー/ファイナンシャルプランナー
高橋宏和さん
岐阜県岐阜市生まれ。1996年に大ヒットしたTVドラマ「ロングバケーション」に憧れ東京の大学に進学し、都市計画を専攻。商社に就職後、2010年から6年間、フランス、チェコ、ベルギーの3か国に駐在し、訪問した国の数はなんと50を超えるそうです。フランスでの勤務中に課せられた大きな責任を伴うミッションを完遂。そのときの出来事が、後の高橋さんの人生を大きく変えることになります。さまざまなご経験を通して「人と触れ合う仕事」の価値を見出し、その方の人生に寄り添える存在として、現在生命保険会社のライフプランナーとして、ご活躍中です。
20代前半にヨーロッパ一人旅。そしてMBA留学
■大学時代にガイドブックを片手にサッカー観戦三昧の旅
初めての一人暮らしが楽しくて、完全に自分を見失いました(笑)。学業が疎かになってしまい、単位取得も危うい状況で、「これではいけない。自分を変えなくては」と大学3年生のときにヨーロッパに1人旅に出ました。人生初めての海外旅行でしたが、サッカー少年だったことから、本場のサッカーを観戦しようと『地球の歩き方』とヨーロッパの鉄道時刻表『トーマスクック』を片手に鉄道を乗り継いでイタリア、スペイン、フランス、ベルギー、オランダを回りました。滞在中に15試合を観戦したんですが、楽しかったな。いい経験になりました。
■自分の将来が描けず、フランスの大学にMBA留学
大学卒業後の進路を考えたとき、就職氷河期で就職が難しかったのと、自分のやりたいことが見えずに悩みました。相談した教授から、フランスにある提携大学へのMBA留学をすすめられたんです。英語もフランス語もおぼつかない状態での渡仏でしたが、同級生たちに助けてもらってなんとか卒業しました。卒業式には、岐阜から母が持ってきてくれた袴を着て出席したのも忘れがたい思い出です。
その後、高橋さんは、フランスの大学院留学中の2004年、現地で日本の商社のインターンとして採用され、物流部門での業務に従事。帰国後は、インターンとして働いていた商社に入社し、名古屋の本社で数年間勤務後、家族を伴い渡欧。ヨーロッパ3か国での6年間にわたる駐在員生活が始まりました。