こんにちは。永嶋泰子です。
今日の5年前。
妊娠24週(妊娠7ヶ月)、
670g、30センチで生まれたちいさな娘は、なくなりました。
前々日に心臓の手術をし、
「このままいけば、順調に大きくなれますよ」と
言われた矢先。
突然のできごとでした。
あらためて思うのは、
生死はだれにもコントロールできない、ということ。
あたえられた命を
どのようにまっとうするか、
それが、いまを生きる
私にあたえられたミッションだと感じています。
さて、前回の話では
どん底から光をみいだす方法
それは、先をいく人(ロールモデル)みつけることだと書きました。
今回は、私がどのようにして
ロールモデルを見つけたか?についてシェアさせてくださいね。
当時、同じような経験をした人の
ブログやサイトをチェックしまくりました。
何十回・何百回とよんだブログもあります。
ちなみに、何十回・何百回もよんだブログは
私より2年以上前におなじ経験をされた方のものでした。
それは・・・
どうやって立ち直ったのか?を
知りたかったから。
最初の方は、
おなじような時期に死産や流産で亡くした方の
ブログやインターネット交流サイトではげましあうことも
していました。
ですが、
おなじような時期では、
どうやって立ち直ったのか?
を知ることはできません。
半歩でもいい、
前に進んだと手ごたえを感じることが
必要なんだ、と。
2年以上前におなじような経験を乗り越えた方のブログは、
10ヶ月後にあたらしい命をさずかり
子育てを楽しんでいる様子がうかがえたのでした。
そして、ブログにはこんな一文が。
「あたらしい命の存在にたすけられた」と。
ロールモデルをみつけることは
日常のケースでも大切なことだと感じます。
それは、こうありたい!という自分を
ありありとイメージすることができるから。
ですが、
ロールモデルをえらぶときに
気をつけることがあります。
それは、
こうなれる!と思える人を選ぶ
です。
私はこの3つを大切にしています。
・年がちかい
・1~2年くらい先のこうだったらいいな~を体現している
・共感する部分がある
とても不思議なのですが、
娘を亡くして10ヶ月後、
私もあたらしい命をさずかることができたのでした。
ロールモデルの存在って
ものすごく大きいのです!
【永嶋泰子 プロフィール】
2児の母であり、人材成長講師。広島県在住。
【不可能→可能へ あきらめない私になる】がコンセプト。人事で1500人以上の研修にかかわる、プライベートでは2014年12月、生後29日で第1子どもを亡くす人生のどん底を経験。
2015年妊娠しにくいといわれながら奇跡的に第2子妊娠。5ヶ月の切迫早産で入院生活を送る。自分の思いを正直に伝える方法をみつけたことでまわりに“応援されながら”、出産。2018年、コーチングで自分を深く知るようになる。
現在は、子育てをしながらはたらく女性に向けてセミナー・イベント開催中。
活動場所は、福岡・広島・岡山・オンライン等。
全国・海外からの受講者も多数。