第10回 人と人との関わりについて
来月はとうとうアラフォーを卒業し、アラフィフを迎える私。
そして、今年も色々なできごとの中、
改めてありがたいと思うことがありました。
窮地に立った時、どれだけの人がどれだけ助けてくれるのかということです。
そして、なんとこの方が!と思う人がとても力になってくださったり
支えになって頂いたりということもありました。
また、いつも何かと支えてくれている友達もより深く寄り添ってくれました。
人は楽しい時や幸せな時は、何かを忘れがちで
さも自分がすべてのように振舞ってしまいます。
そんな時に誰かに相談されたりしても、悪気なくあまり共感できなかったりすることもあるでしょう。
私は研修講師の仕事の際に必ずお伝えすることは、
「素直で謙虚であれ」
「若ければ若いほど可愛がられる人間であれ」
「人とのご縁を大切にするように」
を共通してお伝えします。
どんな辛い出来事もアクシデントも何かの気づきになるわけですが、
最中ではそのように考えることもできず、悲しみにくれたり呆然としてしまうわけです。
時間がかかることも、必ずあります。
傷がなかなか癒えない方もいます。
こんな中、どんなに自らが間違って招いた結果であっても
そのことを否定せず力になってくれようとしてくれる方々がいるのであれば
それだけでとても幸せなことではないでしょうか。
大好きな人との別れ、仕事での大きな失敗、お金がない・・・
大好きな人との別れがあった場合は、全力で愛した人がいたこと
仕事での大きな失敗は、大きな失敗をできるような責任を持たせてもらったこと
お金がないときは、また稼ごうかな、というモチベーションに変えること
そうやって自分の中で折り合いをつけて
たとえ歳をいくつ重ねようとも、学んで成長していくんですよね。
私はアラフォーの最後の最後で
やはり人には誠実に、優しくあれという基本でありながら、難しいことを改めて学んだ気がします。
だからアラフィフになっても大いにしくじろうと思います。
次回の更新は、12月20日(木)です。お楽しみに!
RICAさん
1973年生まれ。44歳。
大学時代から高級セレクトショップで働き、さまざまな人間模様を目にする。その後、国立大学秘書、人材派遣業を経て某電鉄系会社にて人事部人材育成を担当。現在、フリーで研修、時々販売員をしている。研修内容は、「マナーの前にまず躾」「気持ちで動く、働く」をモットーに伝えている。得意分野は医療、ファッション、社会問題、美容とさまざま。

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