女の分かれ道研究所ブログ~年齢を重ねてもおしゃれを楽しむ女性たち~


先日の読売新聞夕刊に「おしゃれもできない老後が憂鬱」というトピックが掲載されていて、びっくり。

YOMIURI ONLINE「発言小町」に寄せられたものでした。 投稿者は、子育てを終えた48歳の女性。

「友人は、これからの人生が楽しみだというけれど、年をとって顔中シワだらけで、おしゃれなんてできない。20代の頃に着ていたピンクのワンピースを着てみたら、おばあちゃんが孫の服を着ているようで、ショックだった。おしゃれもできないなんて、年齢を重ねることにネガティブな気持ちしか持てません」 というもの。

それに対して、

・「こんな風に年齢を重ねたい」というお手本を探しては?

・60代でも、ピンクの服を着ています。

・年齢相応の楽しみを見つけましょう

という声もあれば、

・内面を磨いて、美しく老いることを考えては?

・人生は、これからだと思っています。

また、「更年期で気持ちが落ち込んでいるのでは?」という方もいました。 ◆白髪を楽しめれば、人生も明るくなる!

「老い」への不安は誰もが抱くもの。でも、「大人になるって楽しい」でも書いていますが、健康である限り、人生を楽しむことはできると思います。

楽しみの内容によっては、お金が必要なもの、パートナーが必要ものなど、色々とあると思いますが。

2012年にアメリカで出版され、映画化もされた「アドバンスト・スタイル」をご覧になった方もいらっしゃるでしょう。この作品をきっかけに、「70代、80代…何歳になっても、自分流のおしゃれを楽しみたい!」という女性たちが話題になりました。

その影響があるのかないのか、最近では、日本でも重ねた年齢を象徴する「白髪」さえも楽しもうとしている人たちが増えています。 2016年のリクルートライフスタイルの調査によると、白髪染をしている女性の78%が、「白髪も見せ方によっては、すてきな印象を与えると思う」と答えていますし、白髪が増えてきた髪を「グレーヘア―」と呼んで、むしろ“おしゃれ”として捉える傾向が強くなってきました。

ファッションの観点から見ても、「黒い髪よりもグレーヘアの方が淡い色や明るい色の洋服や似合うし、よりおしゃれを楽しめる」という方もいます。 2016年に主婦の友社が行ったグレーヘアに関する調査では、回答した75%の女性が「グレーヘアに憧れる」と回答。

<グレーヘアに憧れる理由>

自然体で良い 50.4%

その人が美しく見えるから 41.1%

年相応でいい 29.9

自分らしくていい 24.7%

個性的だと思う 21.7%

染めないので楽そう 15.6%

 

◆言葉のマジックじゃない。確かにグレーヘアは、大人女性を素敵にしてくれる

これまで、年齢を重ねた男性は、素敵なロマンスグレーと称され、「かっこいい男性」の代名詞となっていて、年齢を重ねることがよしとされてきました。むしろ、若く見られないようにと髭を生やす20代、30代の男性もいるほどなのに、女性はなるべく若く見せようとする傾向にあり、性別によって、年齢を重ねることへの価値観が真逆であることに長く違和感を持ってきたので、こうした意識の変革は、大歓迎です。

でも、時代とともに新しい価値観が生まれ、現在では、もはや「白髪は、隠すものではなく、さらに自分を素敵にしてくれるもの」という意識を持つ人が増えていることは、これからの人生に楽しみができるというもの。 最初の投稿者の方もグレーヘア―になったら、ピンクのワンピースが似合うかもしれませんね。

「何歳から高齢者と呼ぶべきか」など”高齢者”の定義、社会の価値観が変化してきている今、「20代の頃の洋服を45歳でも着たいのに、似合わない」と嘆くより、「これまで生きてきた自分を肯定」して、まだまだこれから長い人生をどのように楽しもうかとワクワクしたいと思うのですが、いかがでしょう?

 

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