「女性が人生の後半をどう生きるのか」というテーマで
書こうと思って、ネットでいろいろと調べていたら
「もう一度輝きたい症候群」という言葉を見つけました。
この言葉は、“女性として”というニュアンスが強いみたいで、
検索していたら、離婚相談所のサイトに飛んでいってしまいました(笑)。
「年齢を重ねて女性としての魅力が失われてしまった。
夫から見向きもされない。離婚して、また女性として輝く時間を過ごしたい」
ということで、「もう一度女性として輝きたい」ということらしいです。
私は、そこには全く興味はないけど、
「もう一度」という言葉を使っている以上
「過去」を見ているのは確か。
それでいいのかなって。
人のことながら心配になってしまう。
私は、「女性の生き方」「女性のライフコース」をテーマに活動して長いですが、
いつの時代も揺れ動いているのが、「もう一度」を巡る女性の心。
多くの女性には、自分なりの「輝いていたあの頃」というのがあって
その頃と現在を比較して、「今は輝いていないな」と感じるから
「あの頃のようにもう一度」って思うのでしょうけれど、
ある程度、年齢を重ねて、ライフステージも上がって、
自由になる時間も増えてきたという状況にある方であれば、
「もう一度“何か”したい」という思いを
抱いても、もちろん不思議ではありません。
でもほとんどの人は、「何かしたい」けれど、
その「何か」がわからなくて悩んでる様子。
でも「何がしたいのか」「何ができるのか」を考えないまま、
単に「もう一度」を追い求めたところで何が得られるでしょう？
もう１つ、そんな女性たちを見ていて思うのは、
誰かがこの「何か」を提示してくれるのを
待っている人が多いということ。
自分では、「何か」を決められなくて、
誰かが「あなたはこれをするときっと輝けるわよ」と
教えてくれるのを待っていて。
でも誰も言ってくれないから
お金を払ったらそれを言ってくれるところ、
つまり占いにはまってしまう。
＊占いにはまるのが悪いと言っているのではありません。私も占いは大好きです<(_ _)>
一度ちゃんと時間を取って
冷静に自分はどういうことで、どのように輝きたいのかを具合的に考えないと
「なんでもいいから早く何かしないと！」という焦燥感で動いているだけでは
多分うまく行かなくて。
わからないまま「もう一度」「もう一度」と唱えながら走り続けても、
迷路にどんどんはまり込んでしまう💦
あなたが望む、「もう一度なりたいと願う、輝いている自分」は、
どういう自分ですか？
ちなみに私は、過去も未来も見ていません。
「あの頃に戻りたい」というのも一切ないし ←だから「もう一度」もない
「将来の目標設定」なんてしたことない ←それでいいのかわからないけど＾＾；
っていう自分に、このブログを書きながら、今気づいて自分で自分に驚いています
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