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“奇跡の50代” 美容研究家 飯塚かこさんインタビュー


  “奇跡の50代”として雑誌やテレビ番組に登場したり、ネットで話題になるなど、美容研究家として活躍中のKAKOさんこと、飯塚かこさん。短大卒業後、27歳で結婚。30代・40代と想像を超える苦しい時期を乗り越えて、生き生きと人生の後半を楽しむ姿は、多くの女性の共感を集めています。「女性はいつからでも美しくなれる」というKAKOさんからのメッセージを受け取ってくださいね。kakosan5  

―50歳ではじめて読者モデルとして誌面に登場してからもう10年近くが経ちましたが、これまでを振り返って、今のご自分の状況をどのように感じていらっしゃいますか?

私は特別美人でもスタイルが良いわけでもない「普通の人」ですし、ブログで発信していたことも、主婦や母親目線で日々の生活、出来事を自分が楽しんでお伝えしていただけなので、美容研究家として活動するようになっているなんて夢にも思っていませんでした。

―“奇跡の50と呼ばれていますが、50代で美しくいるためには、40代の過ごし方が大切だと思うのですが、かこさんはいかがでしたか?  

いまは年を重ねることを楽しもうと思っていますが、実は私、40代になった時に容姿の急激な変化に愕然として、鏡を見る度に憂鬱になってしまった時期があったんです。 でも「それではいけない」とリハビリメイクのインストラクターコースで学んで、自分へのメイクはもちろん、老人ホームでのボランティアに行く機会をいただきました。 その経験は、何歳になっても女性には美容が癒しになることを実感でき、また年を重ねることが活かせるリハビリメイクにやり甲斐を感じライフワークにしたいと思うようになったんです。 でもその矢先に、今度は若年性の更年期障害に悩まされました。

具体的にはどのような状態だったのでしょうか。

動機・めまい・息切れ・ホットフラッシュなど寝込むほどの更年期の重い症状に襲われたんです。起き上がることもできず、食事・洗濯・家事の一切ができない生活でした。42歳から2年ほどかけて少しずつ具合が悪くなって3年間寝たきり、その後もゆっくり2年かけて回復したので、具合が悪かったのはトータル7年間。44歳~47歳が一番重くて、「50歳まで生きられないかも」って本気で思い、ずっと暗い気持ちで毎日が過ぎていったんです。

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意外にも、「今と未来しか見ていない」とおっしゃるかこさん。取材の時くらいしか、過去を振り返らないのだそうです。

◆子供たち2人が最高の宝物

-お子さんたちは、更年期の症状についての知識や理解もない頃ですよね。よく理解してくれましたね。  

息子が中学生から高校生、娘が小学校高学年から中学生のころでしたが、辛くて毎日泣いていた私に子供たちが、「ママは、いてくれるだけでいいから。泣かないで欲しい。笑っていて欲しい」って言ってくれたんです。「具合の悪い人に、家事なんてさせられない」って言って、2人で家のことも色々とやってくれていました。1日中寝てる私に、「生きてるかな?」って呼吸しているかどうかベッドサイドまで確認しにきたことが何度かあったらしいです(笑)。反抗期を与えてあげることもできませんでした。

-素晴らしいお子さんたち! その後すぐに、かこさんは元気になられたのですか?

子供たちや家族の支えもあって、だんだんと気持ちも明るくなってきて、寝たきりでもできることを考えたんです。それが読書と通販でした。色んな美容本を読んで、紹介されている美容方法を試したり、通販で美容グッズや美顔器などを買って試すのが楽しくなってきたんです。寝ている間に筋肉が落ちないようにEMS機器を買って鍛えたり。時間はたっぷりあったから、ありとあらゆるものを試していたら、だんだん肌が元気にキレイになってきて。それが今の美容研究家としての活動の元になっているんです。人生に無駄はないですね。  

外見のほんわか柔らかい印象からは、想像もつかない辛い経験をされていたかこさんですが、ご家族、特にお子さん2人が支えとなって克服。その先には、思いもよらなかった大きなステージが用意されていました。  

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