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「自信をもって理想の自分を笑って生きる」photostyling75c 代表 渕本奈美さん 前編


■SNSのコミュニティをフル活用して集客大成功!

―2006年の青山1号店のオープンの際、当時SNSの主流だったMixiを活用した集客が大成功だったとか。どんな風にされたのですか?

奈美さん:最初は集客の方法が全くわからなくて、私の知り合いに無料撮影に来てもらったんです。その中の1人が「Mixiでイベントを告知したらすぐに集まるよ」って教えてくれたんです。「なるほど!」と思った私は、Mixi内のコミュニティの中から「子連れでGo」というコミュニティを見つけて、そこに「無料で撮影できます」ってイベントを立ち上げてみたんです。撮影するだけなんですが、もし写真が欲しかったら購入することもできますって。そうしたら、すごいオシャレなママたちがいっぱい来てくれて。もちろん撮影した写真は、みなさん購入されました。

その後、さまざまなコミュニティのテーマにあわせて「猫と一緒に撮りませんか」とか、手作り好きのママたちのコミュニティに「自分の作品と一緒に撮りませんか」とか、あの手この手で。

そのときわかったのは、ただお客さんが来るだけではクチコミは起きないということ。スタジオに来ることにどういう期待をさせるのか。そしてその期待に対して期待以上のものを提案する。お客様の中に感動や衝撃が生まれないと、心が動かないんですよ。心が動かないと口コミが起きないんです。これは大きな学びでしたね。

当時はまだどこのスタジオでもやっていなかった「画像データの当日お渡し」をやっていたんです。撮ったばかりの可愛い子どもたちの画像をすぐ受け取れることが好評だったことに加え、Mixiユーザーママたちのアイコン画像が、可愛い子どもたちの画像に次々に変わっていくんです。そうすると「なにこれ可愛い!どこで撮ったの?」って話題になって、どんどん広がっていきました。私もそれに対応してMixiの中での提案の仕方を次々と変えていったんです。このときにMixiを攻略したことによって、ライフスタジオの土台ができていきました。

―さすが! 奈美さんのセンスの良さですよね。その後、ライフスタジオはフランチャイズ制になって、どんどん増えていったんですね。

奈美さん:同じ写真業界の方たちもすごく注目してくれて、あっという間に11店舗のオープンに携わりました。でも、だんだんフランチャイズが増えていくと本部との間に運営方針に対する考え方に齟齬が生まれてきて、ちょっとしたトラブルが起きるようになると、私が仕事を辞めたいと思うようになってきたんです。

同時期に母が癌を患い、余命6ヶ月だと宣告を受けたこともあって、治療費のことや、仕事を辞めたあとの生活のことなど不安をいっぱい抱えていました。そんな私に社長から「恵比寿にスタジオを持ったらいいんじゃないか」という提案があったんです。私が会社を立ち上げて、スタジオを1件経営すれば生活も安定するし、母の治療費の心配もしなくていいと考えてのことでした。

会社の立ち上げに関しては、それまでに自分が10店舗の立ち上げに関わり、経理を含め会社経営のことは全て理解していたので、それほど大変なことではありませんでした。

■ついに自分のスタジオを経営!そして苦渋の決断

―フランチャイズ事業が拡大して少し問題が起き始めたことやお母さまのご病気が、良くも悪くも奈美さんの独立につながったっていうことですね。

奈美さん:そうなんです。もともと立ち上げに関わったライフスタジオ恵比寿店を女の子専門スタジオ「恋するマドモアゼル」として生まれ変わらせました。いつか私の大好きな世界観で、フランスの雰囲気たっぷりの可愛いスタジオを作りたいなって思っていたので、それを実行に移す時がきたと。

―実際のスタジオ経営はいかがでしたか?

奈美さん:無事に独立し、「いよいよ自分ブランドをしっかり固めていくぞ」と意気揚々とスタートしました。売上もまずまずで4店舗まで拡大し、私に講演の依頼が来るようにもなり、周りからは経営は順調にいっていると思われていました。

でもそのうちに「どうしてこのスタジオをやっているのかわからなくなってきたんです。何かが違うと感じるけれど、何を改善したらいいのかもわからなくなって、だんだんスタジオから足が遠のいていきました。

そんな中プライベートもいろいろ変化がありました。両親が仲良くて理想的な夫婦だったこともあり、私は小さい時から幸せな家庭に憧れ、専業主婦になることを夢みていました。私も両親のように生きていけると思っていたのに、私が選んだのは離婚という決断でした。

離婚を決意した奈美さん。その後、思いもよらぬ行動に出ます。東京のスタジオをスタッフに任せて向かった先とは?

参考URL:photostyling75c

後編は、2月下旬に更新予定です。お楽しみに!

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