読書好き、書評好きの2人のライターによるオススメ本のご紹介(毎月10日&20日更新)
ホンスキージョ そのいち:Anzy
小学生の事は、毎月、親からもらったお小遣いを握りしめて、本屋に直行。親戚の家に行けば、本棚からごっそり本を取り出して、遊ぶいとこたちを横目に、山積みにした本を片っ端から読んでいく。特に伝記物が大好きで、「人の人生」に強い興味を抱き、のちのちのインタビューの仕事へとつながっていく。特にキュリー夫人に憧れて研究者になりたいと夢みたものの、バリバリの文系だということに気が付くまでそう時間はかからなかった。「世界中の非識字率をゼロにしたい」という想いを心に抱き続けている。現在は、毎週日曜日の読売新聞の書評欄にくまなく目を通し、面白そう♪と思ったものは、その場でかたっぱしからアマゾンで注文。毎週2~3冊読む本の中から、おすすめしたい書籍をゆる~くご紹介します。*ジャンルは相当偏っています。
ホンスキージョ そのに:JUNKA
幼少期から本が心の拠りどころで、毎日図書館に通い詰めては次の本を借りるのが楽しみでした。続きものの物語を読み始めたら止まらず、ゾーンに入って気付いたら朝、ということもしばしば。当時有隣堂のカバーに書かれた「本は心の旅路」に激しく同意する小学生でした。本はいつどんな時でも、その世界に入り込むことで冒険者にも哲学者にも魔法使いにもなんにでもなれる。嬉しい朝、泣きたい夜、困難にぶつかって頭を抱える日も、自分がどんな心の状態の時でも、いつも何かの答えをくれる。そんな本に支えられてきた人生を送ってきました。心に響く珠玉の作品から実生活に役立つ目からウロコの一冊まで、おすすめの本をご紹介します。なお、Anzyにつづきまして、ジャンルは相当偏っております!
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ホンスキージョの気まぐれ読書
今回の担当は、JUNKA。
本は、こちら。
「ユーモアは最強の武器である」
ジェネファー・アーカー、ナオミ・バグドナス著
私たち人間は、大人になると笑わなくなると言われています。
166か国140万人を対象に行った調査によると、平均的な4歳児は1日に400回笑う一方で、平均的な40歳は2~3か月で300回笑うそうです。
みなさんには、子どものころ笑い過ぎてお腹が痛くなったり、ツボに入って笑いが止まらなくなったり、涙が出るほど笑い転げた経験はありませんか。
「あるある」と思って下さった方の中にも、大人になり、社会に出て働くようになってからは次第にその経験も少なくなっていった…と感じている方もいるのではないでしょうか。
私たちは大人になるにつれて、さまざまな責任や役割を背負います。
真面目に働き、難しいことを考える必要がある環境の中で、次第に笑いから遠のいて真面目な顔が多くなっていくのが、大人になる時の自然な姿なのかもしれません。
しかし、だからこそ大人になった今、私たちには「ユーモア」が必要なのです。
ユーモアは人々を笑顔にするだけでなく、安心感を生み、人間関係やコミュニケーションを円滑にします。さらに、相手に自分を覚えてもらう影響力や創造力、忍耐力も向上し、結果的に生産性を高めることに繋がります。
実際に、ユーモアのセンスがある人は地位が高くて知性が優れていると感じられやすい傾向にあり、企業への調査でもユーモアがある社員の方が、仕事のできる人が多いという結果が出ているそうです。
また、上司にユーモアがあるチームでは委縮せずリラックスして話がしやすく、安心感があるため職場の心理的安全性を担保することに繋がるでしょう。大変な仕事を取り組む中でもふと笑顔になれる瞬間があると、ストレスが減少して作業効率が向上するということもわかっています。
脳科学的に見ても、笑いはストレスホルモンであるコルチゾールを約39%減少させます。加えて、オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌されるため、笑い合うことで人は相手に信頼感を持ち、円満な人間関係にも繋がります。
そんなメリットばかりの笑いを生み出すユーモア。
本書には、そんなユーモアのセンスを磨くための具体的な方法や、適切なユーモアとは何かについて詳しく紹介されています。
ストレスの多い現代社会で生きていく私たちにとって、読んでおいても損はない一冊と言えるでしょう。
ちなみにユーモアと言っても、「すべらずウケる話をしなくては」「爆笑を取らなくてはならない」ということではありません。ほんの少し微笑むくらいの瞬間を生み出すだけでいいのです。
たとえば私たちは、誰かが自分の身に起こった不運を明るく話しているのを聞くと、そのギャップにひきつけられて面白く感じてしまう傾向があります。
これを自分に当てはめて「不運はすべてネタになる」と思えば、不運に遭遇した時も「ネタ獲得のチャンスだ!」ということになりますね。
そう考えればユーモアは周りを明るくするだけでなく、自分自身の不運や困難を乗り越える力も与えてくれます。
ユーモアのセンスの磨き方やユーモアの使い方が気になった方は本書を読んで、日常の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ユーモアは、ストレス社会を生きる私たちに、今こそ必要な武器なのかもしれません。
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ユーモアは最強の武器である スタンフォード大学ビジネススクール人気講義 [ ジェニファー・アーカー ] 価格:1,980円 |

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