こんにちは。大内順加です。
2020年も残すところあと一ヶ月となりました。
波乱の幕開けから緊急事態宣言、混沌の日々へと激動の一年でしたが、みなさまにとって2020年は、どんな年になりましたか?
当たり前だと思っていたものが当たり前ではなかったことを知り、改めて気付く日常のありがたさや、自粛生活で与えられた「時間」というギフトの中で、大切なことや忘れていたことを取り戻した人もいるでしょう。
ピンチをチャンスにという言葉のごとく、何かにチャレンジしたり、自分と向き合って進化成長したり、新しく人生を歩み直した人もいるかもしれません。
そして「今こそ」と立ち上がり、命を賭して医療の最前線に立ったり、不安にうつむく人の手を取り励ましたりする背中に、幾度勇気をもらったことでしょう。
ネット上には心に響く歌や作品、芸術や試みがたくさん発信され、それぞれが自分のできることで世界を明るくしようとする温かな心に、胸を打たれることも多い一年でした。
その反面、見えない不安と恐怖がじわじわと蔓延し、人や社会と強制的に隔たりを持たざるを得ない日々に、孤独を感じることもあったでしょう。
自分を見つめて心が迷子になったり、生活に影響が出て未来が描けなくなってしまったり、暗闇の中にいるように感じてしまった人もいるかもしれません。
そんな激動の時代の中でも、覚えていてほしい言葉があります。
「必要なことはただ一つ、できると信じることだ。」
―アンソニー・ロビンス―
できると信じること。
明日も生きていける。明けない夜は無い。全部いつか笑い話にできる、必ずできる、と。
たとえ今、どんなに苦境に立たされているとしても、それを糧にできる日が必ず来る。
今の思いを味わったからこそ、わかることがある。できることがある。見えた世界がある。
今だけが全てじゃない。明日はまた新しい一日。いつかこの経験が大切な誰かの役に立つ日が来るかもしれない。今日のことを「これで良かった」と言える未来を作ることができる。必ず陽は、また昇るのだから。
そう、信じてみてほしいのです。
「根拠のない自信こそが絶対的な自信である。」と、エマソンは言いました。
自信に根拠はなくていいのです。ただ、できると信じる。
それが心に小さな明かりを灯し、次第に生きる勇気となり、新しい年に向かって希望の種を蒔くことを、私は信じています。
みなさまにとって、素晴らしい締めくくりの一ヶ月になりますように。
【大内順加 プロフィール】
1979年生まれ、二児の母。
フリーライター/心理カウンセラー、アンガーマネジメントキッズインストラクター。
大学では臨床心理を専攻。大手広告代理店勤務を経て、出産・育児中は認知行動療法を学ぶ傍ら、育児関連webサイトで在宅ライターに。2008年より本格的に活動を始める。
現在は主に、認知行動療法、ストレスマネジメントに関する書籍の執筆や、ライフスタイルマガジン、情報サイトの記事作成、企画・編集作業、横浜の地域密着型おでかけサイトで突撃取材&インタビュー記事、現地レポ作成などをおこなっている。
心理カウンセラーとして認知行動療法を用いたカウンセリングのほか、ギャングエイジの子どもを対象に「怒りを感じたとき、どう行動するか」「怒りをコントロールする方法と大切さ」について伝える日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントキッズインストラクターとしても活動中。
【執筆メディア】
◆”知らなかった新しい横浜”を紹介するウェブサイト「ハマニア」にて「なかのひとに聞いてみた!」インタビュー
◆ブログ:「きもちの居場所―幸せをつかむチカラ磨き―」
➔https://ameblo.jp/utari-atuy
◆書籍「人生を変える無意識の使い方―なりたい自分に必ずなれる!―」
➔https://www.amazon.co.jp/dp/B08KDP7V56/
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