こんにちは。大内順加です。
今回は、世界的な問題に直面している今、お届けしたい言葉を紹介させていただきます。
「たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える。」
(Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.)―マルティン・ルター―
希望こそ人が生きる力だと信じ、やがて世界を変える一歩となったルターの言葉は、世界的危機に直面した今、私たちがどう在るべきかを考えさせてくれます。
希望の炎は絶望の灰から立ち上るという言葉があります。「世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れているのです。」とヘレン・ケラーは言いました。
今こそ、ひとりひとりが心に小さな希望の火を灯し、いま自分にできる最善のことや、未来に種を蒔くことを考える時なのかもしれません。
先日、イタリアの首相が「明日、抱きしめ合えるように今日は離れていよう。明日、もっと走れるように、今日は立ち止まっていよう。」と言っていました。
“未来の希望のために選択する今日”は、“今日の行動が未来を創る”とも言い換えられます。
恐怖につき動かされるだけではなく、未来に必ずある希望のために。
大切な人達の未来を守るために。世界に再び活力が戻る日のために。
私たちひとりひとりが、いまできることは何でしょうか。
「親切であれ。あなたが出会う人達は皆、さらに厳しい闘いをしているのだから。」とプラトンは言い、「自分が元気になる一番の方法は、他の誰かを元気にすることだ」とマーク・トゥウェインは言いました。
また、「ちょっとした笑顔が可能にするすべての良いことを私たちは知らない。」と言ったマザーテレサは、「私たちは大海のたった一滴にすぎないかもしれない。でもその一滴が集まって大海になるのです。」と言いました。
私たちひとりひとりにできることは、小さな力かもしれません。
でもひとりひとりが今、それぞれ自分にできる最善のことを精一杯、心に思いやりと希望をもって行うこと。それがやがて世界に広がる大きな希望の力になり、未来を創ると私は信じています。
最後に、ヴィクトル・ユーゴーの言葉をお送りします。
「友よ、逆境にあっては、常にこう叫ばねばならない。『希望、希望、また希望』と。」
【大内順加 プロフィール】
1979年生まれ、二児の母。
フリーライター/心理カウンセラー、アンガーマネジメントキッズインストラクター。
大学では臨床心理を専攻。大手広告代理店勤務を経て、出産・育児中は認知行動療法を学ぶ傍ら、育児関連webサイトで在宅ライターに。2008年より本格的に活動を始める。
現在は主に、認知行動療法、ストレスマネジメントに関する書籍の執筆や、ライフスタイルマガジン、情報サイトの記事作成、企画・編集作業、横浜の地域密着型おでかけサイトで突撃取材&インタビュー記事、現地レポ作成などをおこなっている。
心理カウンセラーとして認知行動療法を用いたカウンセリングのほか、ギャングエイジの子どもを対象に「怒りを感じたとき、どう行動するか」「怒りをコントロールする方法と大切さ」について伝える日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントキッズインストラクターとしても活動中。
【執筆メディア】
◆”知らなかった新しい横浜”を紹介するウェブサイト「ハマニア」にて「なかのひとに聞いてみた!」インタビュー
◆ブログ:「きもちの居場所―幸せをつかむチカラ磨き―」
➔https://ameblo.jp/utari-atuy
◆書籍「人生を変える無意識の使い方―なりたい自分に必ずなれる!―」
➔https://www.amazon.co.jp/dp/B08KDP7V56/
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