あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第4回


こんにちは、大内順子です。

今回は、ありふれているかもしれませんが、きっと誰もが大切な人に一番伝えたい言葉についてお話したいと思います。

 

「ありがとう」

 

よく知られている通り、語源は「有り難い」=「有り難し」、「有る」ことが「難しい」、つまりめったに無いことに感謝する気持ちから生まれた言葉です。

 

当たり前のようだった日常が、当たり前ではなかったことを気付かせてもらった今、「有り難い」という言葉の意味がじわじわと温かく胸にしみこんできます。

 

目が見えて、家族や友人、大切な人達の顔を見ることができること。

耳が聞こえて、風の音や優しい音楽、子どもの笑い声が聞こえること。

足が動いて、手が動いて、大切な人を抱きしめられること。誰かのために何かすることができること。

言葉を話すことができること。目の前の相手を笑顔にする言葉を伝えられること。

誰かの小さな優しさを感じられること。誰かを思えること。

食べられること、知ることができること、感じられること。

今、生きていること。

 

世の中には“おかげさま”でないことは一つもないと私は思っています。

“あって当たり前”なことも一つもないと思っています。

 

多くの人の暮らしを守るために働いてくれる人がいて、医療の最前線で力を尽くして闘ってくれている人たちがいて、色々な形で応援する人達がいて、それぞれが自分にできることで誰かを幸せにしようとしています。

 

いま、自分がこうしていられることも、たくさんの人達や命や自然に支えられて「有る」こと。きっとひとりでは「難しい」はずだったこと。ひとりでは生まれてくることも生きていくこともできなかったでしょう。

 

そんな「有る」ことが「難しい」奇跡を、私たちは毎日毎日、生まれてから今日まで一日も欠かすことなく、今このときも、もらっています。

 

それはどれほどありがたいことなのでしょう。

 

「ありがとう」

 

このひとことを今、とても強く、深く、あらためて感じています。

変革の過渡期、激動の時代にいる私たちですが、この言葉をいつも忘れずにいるならば、決して迷子になることなく、進んでいけると思います。

 

 

 

【大内順子 プロフィール】
1979年生まれ、二児の母。
フリーライター/心理カウンセラー、アンガーマネジメントキッズインストラクター。

大学では臨床心理を専攻。大手広告代理店勤務を経て、出産・育児中は認知行動療法を学ぶ傍ら、育児関連webサイトで在宅ライターに。2008年より本格的に活動を始める。

現在は主に、認知行動療法、ストレスマネジメントに関する書籍の執筆や、ライフスタイルマガジン、情報サイトの記事作成、企画・編集作業、横浜の地域密着型おでかけサイトで突撃取材&インタビュー記事、現地レポ作成などをおこなっている。

心理カウンセラーとして認知行動療法を用いたカウンセリングのほか、ギャングエイジの子どもを対象に「怒りを感じたとき、どう行動するか」「怒りをコントロールする方法と大切さ」について伝える日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントキッズインストラクターとしても活動中。

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