あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第8回


こんにちは、大内順子です。

 

私たち人間は、人の間に生きています。

支え合い、いつも思いやり助け合っていたいと願うものの、様々な人々がそれぞれの事情を抱えていて、ひとりでは生きられないからこそ、社会や人間関係のしがらみといった側面に突き当たることもありますよね。

 

そんな時に、思い出してほしい言葉を紹介します。

 

 

  「明日どうするか考えよう。今日は疲れたから風呂入って寝る。

                   ―野原ひろし「クレヨンしんちゃん」より―

 

 

そんな、とお笑いに聞こえるかもしれませんが、

「自分の中には心身の疲れを癒やすための睡眠と、何かを無視するための睡眠がある。」

と米津玄師も言い、木村清(すしざんまい社長)もこう言っています。

 

「もうダメだと思う時は、疲れている時。

そういう時は布団に入って心のスイッチを完全に切り替える。」

 

 

睡眠は、時に心の切り替えスイッチとなり、心身の急速充電にもなります。

 

 

身体の疲れが癒えることで、前を向いたり行動するエネルギーが生まれたり、脳が休息を取ることで考えや気分がリセットされることがあります。

 

眠ることで時間を置くことができ、スッキリして違う視点から見直すきっかけになるということもあります。

 

それは当たり前過ぎるような話かもしれませんが、

人は、悩みが深いときほど考えすぎてしまったり、自分自身に対して無理を強いたり、自分でも気付かないうちに頑張り過ぎてしまいがちになります。

 

そんなとき、眠ることは案外効果のある、必要で大切なことだったりするのです。

 

 

 

それでも時には、切り替えられず疑心暗鬼になってしまうこともあるかもしれません。

 

LINEやSNSが普及した今、コミュニケーションや人間関係の形も変わり、ほんのちょっとした言葉選びから誤解が生まれたり、すれ違ったり、理不尽な誹謗中傷にさらされてしまうこともある世の中です。

 

人の心の闇にスポットが当たってしまっている時、私はこの言葉を思い出します。

 

 

私は理想を捨てません。

どんなことがあっても、人は本当にすばらしい心を持っていると

今も信じているからです。

 

(I keep my ideals, because in spite of everything I still believe that people are really good at heart.)         

 ― アンネ・フランク 「アンネの日記」より ―

 

 

これはユダヤ系に生まれたからという理由だけで迫害され、強制収容所へ送られた15歳の少女が残した言葉です。

 

想像を絶する程の理不尽に遭ってきたはずのアンネ・フランクが言うのです。

 

それでも、人の心を信じている。

人は本当にすばらしい心を持っているのだと。

 

 

過酷な現実に置かれながらも決してアンネが捨てなかった理想を、どうして私が捨てられるというのでしょう。

そんな気持ちにさせられて、心を奮い立たせてもらいます。

いかなる状況でも、アンネのように人の美しい側面を信じられる人でありたいと、勇気が湧いてきます。

 

 

アンネ・フランクはこうも言っています。

 

希望があるところに人生もあるのです。

希望が新しい勇気をもたらし、そしてまた強くなる。

 

たった一本のロウソクが、どんなに暗闇を否定し

その意味を定義することができるのかを見て下さい。」

 

どんな状況に置かれたとしても、希望と理想を信じ、勇気を持って諦めずに進む限り、きっとその先に道はひらけて行くことでしょう。

 

 

【大内順子 プロフィール】
1979年生まれ、二児の母。
フリーライター/心理カウンセラー、アンガーマネジメントキッズインストラクター。

大学では臨床心理を専攻。大手広告代理店勤務を経て、出産・育児中は認知行動療法を学ぶ傍ら、育児関連webサイトで在宅ライターに。2008年より本格的に活動を始める。

現在は主に、認知行動療法、ストレスマネジメントに関する書籍の執筆や、ライフスタイルマガジン、情報サイトの記事作成、企画・編集作業、横浜の地域密着型おでかけサイトで突撃取材&インタビュー記事、現地レポ作成などをおこなっている。

心理カウンセラーとして認知行動療法を用いたカウンセリングのほか、ギャングエイジの子どもを対象に「怒りを感じたとき、どう行動するか」「怒りをコントロールする方法と大切さ」について伝える日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントキッズインストラクターとしても活動中。

連載:”知らなかった新しい横浜”を紹介するウェブサイト「ハマニア」にて「なかのひとに聞いてみた!」インタビュー

あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第8回

こんにちは、大内順子です。私たち人間は、人の間に生きています。支え合い、いつも思いやり助け合っていたいと願うものの、様々な人々がそれぞれの事情を抱えていて、ひとりでは生きられないからこそ、社会

あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第7回

こんにちは、大内順子です。みなさんは今、「あなたが心から望む自分」を生きていますか。「なりたい自分になりたい」「心から望む自分で生きたい」と思っていても、生きてきた環境やその場の常識、他者との関。

あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第6回

こんにちは。大内順子です。最近、「こんなに一生懸命がんばっているのにな…」というお話をよく聴く機会があります。努力を続けてきても、なかなか思うような結果が見えてこない時。前に進んでいないのではな

あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第5回

こんにちは、大内順子です。緊急事態宣言が解除されて、皆様の生活もまた少し変化している時でしょうか。元々、春からこの時期にかけては新生活がスタートして何かと楽しみな季節ですが、反面、環境の変化やそれに伴うストレスを受けがちな時期でもあり、五月病と呼ばれる言葉が出てくる頃でもあります。

あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第4回

こんにちは、大内順子です。今回は、ありふれているかもしれませんが、きっと誰もが大切な人に一番伝えたい言葉についてお話したいと思います。「ありがとう」よく知られている通り、語源は「有り難い」=「有り難し」、「有る」ことが「難しい」、つまりめったに無いことに感謝する気持ちから生まれた言葉です。

あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第3回

こんにちは。大内順子です。今回は、世界的な問題に直面している今、お届けしたい言葉を紹介させていただきます。「たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える。」(Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.)

あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第2回

こんにちは、大内順子です。新型ウィルスの脅威に騒然とする昨今、錯綜する情報に不安を煽られたり、一喜一憂させられたり、振り回されてしまうことはありませんか。目まぐるしく変化する近くを見過ぎてしまうと、目が回ります。そんなときは少し遠くへ思いを馳せて、心のピントを調節するのも良いかもしれません。

新登場!あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」第1回

はじめまして。心理士でライターの大内順子と申します。ありがたいご縁をいただき、ウーマンクロスロード5周年の記念すべき日にコラムをスタートさせていただくことになりました。これからお付き合いいただければ幸いです。さて、皆さまには「好きな言葉」がありますか?支え続けてくれた言葉、背中を押してくれた言葉、人生を変えた言葉…。

ピックアップ記事

  1. Vol.23 カラダの傷なら治せるけれど♪ カラダの傷なら治せるけれどぉ…と、ジュリーはその昔唄って…
  2. 子育て中のお母さんたち、日々の生活の中で自分の子どもと同年代のお子さんとの違いを感じてしまうこと、あ…
  3. コロナ禍(新型コロナウイルスが招いた災難や危機的状況)により、大きなダメージを受けた日本経済。政府か…
  4. 子育てをする中で、お母さんたちを悩ませることの1つが「離乳食」です。「いつから始めるの?」「どうやっ…
  5. こんにちは、大内順子です。私たち人間は、人の間に生きています。支え合い、いつも思いやり助け合っていた…

Twitter

バナーエリア

Because I am a Girl 世界の女の子たちに、生きていく力を 国際NGOプラン・ジャパン

Webをもっと
貴方の身近に B&Cカンパニー
PAGE TOP