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あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」21回


こんにちは、大内です。みなさんは今日、どのくらい笑顔でお過ごしでしたか。

「笑顔」。それは、たとえ何も持っていないときでも、いつでもどこでもどんな場面でも、目の前の人に渡すことが出来る最高のプレゼントです。

みなさんは、周りの人や自分へ、笑顔のプレゼントを渡していますか。

 

一切れのパンではなく、多くの人は愛に、小さなほほえみに飢えているのです。

― マザー・テレサ ―

 

身体の飢えをしのぐためのパンは巷に溢れているかもしれませんが、心の飢えを満たしてくれるほほ笑みは、私達の周りに足りているでしょうか。

マザー・テレサは七十歳で来日した際、こう言ったそうです。

 

豊かそうに見えるこの日本で、心の飢えは無いでしょうか。

人間のほほ笑み、人間のふれあいを忘れることは、とても大きな貧困です。

物質的な貧しさよりも心の貧しさは深刻です。

日本の皆さん、豊かさの中で、貧しさを忘れないでください。

 

今、私たちの世界はあり余るほどのモノや情報に溢れています。

だからこそ、今一度この言葉を思い出す必要があるのかもしれません。

豊かさの陰で目に見えない心の飢えが存在することを忘れず、愛をこめてほほ笑むことがもたらすものの大きさを改めて考えてみれば、いつもの日常がもっと輝き出すかもしれません。

 

薬を10錠飲むよりも、心から笑ったほうがずっと効果があるはずよ。

― アンネ・フランク ―

 

現在では、笑うことで体内のナチュラルキラー細胞が活性化し、がん予防や免疫力の向上、そして脳への血流が良くなったり血糖値が下がったりすることはご存知の方も多いでしょう。

では、笑顔ひとつでチョコレートバー約2000本分、または16000ポンド(約280万円)をもらったときと同じ幸福感になるという研究をご存知でしょうか。

これは、笑顔が「幸せを感じる脳内物質」であるエンドルフィンやセロトニンを分泌させるためですが、それだけでなく笑顔はストレスホルモンのコルチゾールも抑制し、自律神経を整えてくれることもわかっています。

そして、この効果は楽しくて自然に笑顔になったときだけではなく、たとえ笑顔になれるようなことがなかったとしても、口角を上げて意識的に笑顔をつくることで、同じような効果がもたらされると言います。

 

楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。

― ウィリアム・ジェイムズ ―

 

無理をして笑うことはおすすめしませんが、気づいたらずっと真顔でいた…とか、忙しくてつい眉間にシワが…というときに、思い出したらにっこり口角を上げて、試してみるのも良いかもしれません。

まさに「笑う門には福来たる」というわけですが、笑顔にはさらに、伝染する性質があります。

「つられ笑い」と言う言葉がありますが、仏頂面の人を笑顔にする実験で最も効果的だった方法は、「隣でただ笑っているだけ」だったそうです。

 

あなたの笑顔は、人も自分も助けるよ。」

     ― 斎藤一人 ―

 

笑顔には人間関係を豊かにする力があり、時には百の言葉を並べるより、心からの親しみをこめた笑顔のほうが心に届くシーンもあるでしょう。

自分にも周りの人にも、幸せと健康をくれる「笑顔」。

そんな笑顔でいつも生きていきたいと思うものですが、忙しさや現実の厳しさの中で、ときには笑顔を忘れてしまう日もあるでしょう。

しかし、たとえつらく苦しいときでも、それがほほ笑むことができない理由にはなりません。つらいできごととあなたがほほ笑むようなできごとは、別の物だからです。

 

私は困難な中でも笑える人、苦痛から強さを得られる人、

そして反省によって勇敢に成長できる人が好きだ。

― レオナルド・ダ・ヴィンチ ―

 

心の目をこらせば、どんなに小さくても、笑顔になれることはいつも足元に転がっているのではないでしょうか。

今日も大切な人が元気でいるとか、学べてよかったとか、誰かのほんの小さな優しさが嬉しかったとか、自分の笑顔で相手に笑ってほしいとか。

目の前にあるものの中から肯定的な側面や感動する心、愛や感謝できることを見出す目を持てたなら、困難な中でも笑顔を忘れずに進むことができるでしょう。

そして、その笑顔はきっと、あなたの大切な誰かの笑顔に繋がっていきます。

 

ほかの誰かの元気な笑顔のために自分が生きていることを、私達は知っている。

それは自分の幸福を支えてくれているんだ。

― アルベルト・アインシュタイン ―

 

あなたの今日が、心からの笑顔と幸福に満たされていますように。

それが周りの人たちへ広がり、さらにその人たちに関わる多くの人たちに伝わり、いつしか世界を包む大きな笑顔の循環の輪となっていきますように。

 

 

【大内順加 プロフィール】
1979年生まれ、二児の母。
フリーライター/心理カウンセラー、アンガーマネジメントキッズインストラクター。

大学では臨床心理を専攻。大手広告代理店勤務を経て、出産・育児中は認知行動療法を学ぶ傍ら、育児関連webサイトで在宅ライターに。2008年より本格的に活動を始める。

現在は主に、認知行動療法、ストレスマネジメントに関する書籍の執筆や、ライフスタイルマガジン、情報サイトの記事作成、企画・編集作業、横浜の地域密着型おでかけサイトで突撃取材&インタビュー記事、現地レポ作成などをおこなっている。

心理カウンセラーとして認知行動療法を用いたカウンセリングのほか、ギャングエイジの子どもを対象に「怒りを感じたとき、どう行動するか」「怒りをコントロールする方法と大切さ」について伝える日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントキッズインストラクターとしても活動中。

 

【執筆メディア】

◆”知らなかった新しい横浜”を紹介するウェブサイト「ハマニア」にて「なかのひとに聞いてみた!」インタビュー

◆ブログ:「きもちの居場所―幸せをつかむチカラ磨き―」
https://ameblo.jp/utari-atuy

◆書籍「人生を変える無意識の使い方―なりたい自分に必ずなれる!―」
https://www.amazon.co.jp/dp/B08KDP7V56/

 

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