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あなたに勇気をくれる言葉 「明日一歩踏み出す力」22回


こんにちは、大内です。

頬を撫でる冷たい風と空の高さに季節の移り変わりを感じる頃になりました。

季節の変わり目は体調や肌の調子とともに、心も揺らぎやすいと言われています。

そんな時でも常に自分の心身を整えて軽やかに過ごしたいものですが、皆様は、自分をご機嫌にする方法を持っていますか?

 

もし幸福な生活を送りたいと思う人々がほんの一瞬でも胸に手を当てて考えれば、心の底からしみじみと感じられる喜びは、足元に生える草や朝日にきらめく花の露と同様、無数にあることがわかるでしょう。

― ヘレン・ケラー ―

 

仕事や家庭、人間関係の中で、時には不機嫌な気持ちに襲われる日もあるかもしれません。

それでもこのヘレン・ケラーの言葉のように、そこに目を向けさえすれば、どんなに小さなことからでも喜びを見つけられるでしょう。

たとえ不機嫌な気持ちになりそうな環境にいる時でも、私たちは不機嫌な気持ちに飲み込まれずに生活しようと決め、小さな喜びを探してご機嫌になることを選べるのです。

 

人間の最大の罪は不機嫌である。」

― ゲーテ ―

 

不機嫌は、周りに伝染する性質を持っています。笑顔が周りの人も明るくするように、不機嫌なしかめっ面は周りの人にも不快な思いを広げてしまいます。

だからこそ、この言葉を常に覚えておきたいものです。

 

自分の機嫌は自分で取る。」

   ― みやぞん ―

 

周りに不機嫌をまき散らさないようにすることはもちろんですが、まず自分がご機嫌でいることによって周りもご機嫌にできれば、自分を囲む環境もご機嫌な人ばかりになって、さらなる好循環が生まれます。

 

すべての不運や、つまらぬ物事に対して、上機嫌にふるまうことである。上機嫌の波はあなたの周囲にひろがり、あらゆる物事を、あなた自身をも、軽やかにするだろう。」

― エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン)『幸福論』 ―

 

職場や家庭に不機嫌な人がいれば、周りも不機嫌な気持ちになってしまいがちですが、ご機嫌でニコニコしている人がいれば、周りもつられて笑顔になってくるでしょう。

類は友を呼ぶと言いますが、不機嫌な人には不機嫌な人が集まり、ご機嫌な人にはご機嫌な人が集まります。

 

大事難事看担当。逆境順境看襟度。臨喜臨怒看涵養。群行群止看識見。

(大きな仕事や困難な仕事で責任を観察する。逆境や順境の時には心の広さを観察する。機嫌の良し悪しで教養を観察する。集団行動で識見を観察する。)

   ― 呂坤『呻吟語』 ―

 

そして、自分の感情を自分でマネジメントし、不機嫌な感情に振り回されずに生きることは、あなたの仕事や家庭、人間関係だけでなく人生そのものを豊かにするはずです。

しかし時には、それをわかっていても、感情を持つ人間であるがゆえ不機嫌になってしまうこともあるかもしれません。

不機嫌な気持ちに襲われて、何か良いことが起きないか、他の何かがご機嫌になれることを運んできてはくれないかと期待したくなることもあるでしょう。誰かにご機嫌を取ってもらいたくなることもあるかもしれません。

明日はきっと、来月はきっと、数年先はきっと…と未来の幸運を待ちたくなる時もあるでしょう。

もちろん、いつか何かがご機嫌を運んできてくれることはあるかもしれません。でも、もっと確実で早い方法があります。

それは、「いま」自分で自分をご機嫌にすると決めること。

 

或る者は明日に 他の者は来月に さらに他の者は十年先に希望をかけている。

誰一人として 今日に生きようとする者がいない。」

― ジャン・ジャック・ルソー ―

 

明日やその先、他の何かに期待をかけるのではなく、いまこの時、自分でご機嫌に過ごせる心を持つこと。たとえ不機嫌になりかねない状況に置かれている時でも、視点を変えるだけで心を前に向けることはできます。

たとえば、あなたを不機嫌にする思考を客観的に見つめ、「私はこう思ったのね」と受容したうえでそれを一旦脇に置き、「だけどそうとばかり思わなくてもいいかもしれない。もっとプラスに考えることもできるかもしれない。」と見方を変えてみたり、一歩離れて全体像を眺めてみたり、多方面から多角的に「こうも思える、こうも考えられる」と見つめてみても良いかもしれません。

自然に触れたり、太陽の光を浴びたり、好きなアロマを焚いたり、心地よい音楽をかけて温かいコーヒーを飲んでも良いかもしれません。自分を整える方法は無数にあります。

そのうちに、不機嫌が影を潜めていったり、笑い飛ばせる気持ちに変わったりしていくこともあるでしょう。

たとえすぐに気持ちが変わらなくても、自分に安心する言葉をかけて深呼吸し、周りの人に優しい笑顔を向けることは、今すぐに、あなたの意識の持ち方ひとつでできることです。

 

どんな日であれ、その日をとことん楽しむこと。

ありのままの一日。ありのままの人々。

過去は、現在に感謝すべきだということをわたしに教えてくれたような気がします。

未来を心配してばかりいたら、現在を思うさま楽しむゆとりが失われてしまうわ。」

― オードリー・ヘップバーン ―

 

幸運に恵まれようと不運が訪れようと、ありのままの一日を大切に味わう中で、あなたの命ある一瞬一瞬にはあなたの自由な意思があります。

笑うと決めれば笑うことができ、しかめっ面をすると決めればしかめっ面ができるのです。

幸運も不運もすべてのできごとはギフトであると受け取ることもできるのです。

だから今、決めてください。「自分の機嫌は自分で取る」と。

そして、そのための方法は簡単です。

 

幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。」

― ショーペン・ハウエル ―

 

 

【大内順加 プロフィール】
1979年生まれ、二児の母。
フリーライター/心理カウンセラー、アンガーマネジメントキッズインストラクター。

大学では臨床心理を専攻。大手広告代理店勤務を経て、出産・育児中は認知行動療法を学ぶ傍ら、育児関連webサイトで在宅ライターに。2008年より本格的に活動を始める。

現在は主に、認知行動療法、ストレスマネジメントに関する書籍の執筆や、ライフスタイルマガジン、情報サイトの記事作成、企画・編集作業、横浜の地域密着型おでかけサイトで突撃取材&インタビュー記事、現地レポ作成などをおこなっている。

心理カウンセラーとして認知行動療法を用いたカウンセリングのほか、ギャングエイジの子どもを対象に「怒りを感じたとき、どう行動するか」「怒りをコントロールする方法と大切さ」について伝える日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントキッズインストラクターとしても活動中。

 

【執筆メディア】

◆”知らなかった新しい横浜”を紹介するウェブサイト「ハマニア」にて「なかのひとに聞いてみた!」インタビュー

◆ブログ:「きもちの居場所―幸せをつかむチカラ磨き―」
https://ameblo.jp/utari-atuy

◆書籍「人生を変える無意識の使い方―なりたい自分に必ずなれる!―」
https://www.amazon.co.jp/dp/B08KDP7V56/

 

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