あなたに勇気をくれる言葉　「明日一歩踏み出す力」23回

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あなたに勇気をくれる言葉　「明日一歩踏み出す力」23回

2021/12/5
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インタビュー, ドーパミン, フリーライター, アンガーマネジメント, 認知行動療法, 大内順加, 本田健, セロトニン, アンガーマネジメントキッズインストラクター, 在宅ライター, ハマニア, アンソニーロビンス, 絆ホルモン, オキシトシン, 斎藤茂太, アイリーンキャディ, アルフレッドアドラー, 共同体感覚, モンテスキュー, Dr.ノブ, 松下幸之助, ジェームススキナー, マキシムラガセ, ヴィクトルユーゴー, 中村天風, メロディビーティ, エンドロフィン

こんにちは、大内です。

2021年も残すところあと1か月、街はすっかりクリスマスムードになりました。

振り返れば今年も緊急事態宣言やオリンピック後の緊迫した局面などがあり、激動の一年となりましたが、みなさまにとって2021年はどのような一年だったでしょうか。

少し早いかもしれませんが、2021年をどのように締めくくるか予定を立てている方もいるでしょう。

年末こそ繁忙期で忙しい方もいるかもしれませんし、ステイホームでゆっくり家族や仲間、大切な人たちと団欒のときを過ごす方や、自分の好きな場所で静かに一年を振り返り、新しい年への足掛かりにする方もいるかもしれません。

それぞれの2021年があり、それぞれの締めくくり方があると思いますが、「どんな意識をもって過ごすか」で心に浮かぶ思いは変わってくると思います。

「期待するよりも感謝するようにすると、人生は大きく変わる」

―アンソニー・ロビンズー

未来への期待は大切なことですが、今年の締めくくりは「心からの感謝」「ありがとう」の想いに目を向けて過ごしてみませんか。

感謝することは、脳内に幸せホルモンであるセロトニンや、絆ホルモンとも言われ大切な人を抱きしめたときにも分泌されるオキシトシン、集中力や意欲をアップさせるドーパミン、免疫力などを上げてくれるエンドロフィンが分泌され、幸せで前向きな気持ちになるだけでなく、あらゆる人間関係を良好にします。

「“感謝する心”は、人間社会のなかで心穏やかに生きる最高の発明品。」

―斎藤茂太―

「感謝は、あなたが成長し、広がるのを助けます。感謝は、あなたの人生に、喜びと笑いをもたらすだけでなく、あなたの周りにいる全ての人々の人生にも喜びと笑いをもたらします。」

―アイリーン・キャディ―

「『よくできたね』と褒めるのではなく、『ありがとう、助かったよ』と感謝を伝える。」

―アルフレッド・アドラー―

心理学者のアドラーが提唱する「共同体感覚」は、「所属」「貢献」「自己受容」「信頼」の4つの柱からなる私たちの幸せと勇気づけに欠かせない感覚ですが、それはみんな誰かに支えられているというおかげさまの想い、「ありがとう」の気持ちです。

「人と人との絆を作るものはただひとつだけで、それは感謝である。」

―モンテスキュー―

「ありがとう」は、相手や自分を尊び、大切にする心。

「ありがとう」といつも感謝の心でいる人の周りには人が集まります。いつも「ありがとう」と言われていると嬉しい気持ちになるだけでなく、相手を助けたい気持ちや役に立ちたい気持ちにもなり、そこには穏やかで温かい絆の好循環が生まれるでしょう。

「感謝は人の心を開き、運命を開く。」

―本田健―

「自分のためではなく、たずさわってくれた全ての人々に心の根っこから感謝した時、ありえないパワーがわいてくる。」

―Dr.ノブ―

2021年を振り返ったとき、感謝を伝えたい人はいますか。

「ありがとう」と口にしてみたとき、あなたの心に浮かぶ人は誰でしょうか。

いつもそばに居てくれた家族、辛いとき心からの思いやりをくれた友人、どんなときも励ましてくれた仲間。

教え導いてくれた先輩、慕って相談してくれた後輩、さまざまなときに学びや気付き、優しさをくれた大切な人たち。

きっといろいろな顔が思い浮かんでくることでしょう。

身近な人だけでなく、福祉・医療関係の人たちや生活に関わるさまざまなサービスを支えてくれている人たち、普段食べる野菜やお米の生産者さんなどへ感謝の想いを馳せた人もいるかもしれません。

私たちはたくさんの人々に支えられて、今があります。

「運が良かったという人は、周りの人に助けられてきたという『感謝』の気持ちのある人で、たとえ逆境に陥っても前向きに取り組める人物だ」

―松下幸之助―

感謝を伝えたいのは人だけでなく、大切なペットや生き物であったり、自然や太陽、花や海であったり、公園や神社、お気に入りのカフェなど自分が心癒される場所が浮かんだ方もいるかもしれません。

いつも色々な場所に自分を運んでくれる愛車や、仕事の相棒であるPCやペン、心を救ってくれた映画や人生を変えた一冊の本に感謝しているという方もいるかもしれません。

「あなたは決して一人でやっているのではない。必ず何かしらの力が応援してくれている。」

―ジェームス・スキナー―

「全てが私に何かを教えてくれるので、私は全てに感謝している。」

―マキシム・ラガセ―

心からの感謝を伝えられる相手がいる場合は、直接言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。

それが叶わないときは、手紙やメッセージを書いてみたり、ノートに書きだしてみたり、心の中で想いを馳せてみましょう。

「心の中で感謝すれば、感謝の気持ちには翼があり、正しい目的地まで飛んでいく」というヴィクトル・ユーゴーの言葉もあります。

「現在の生活の状態、境遇、職業、何もかも一切のすべてを、心の底から本当に満足し、感謝して生きているとしたら、本当にその人は幸福なのである。

感謝するに値するものがないのではない。感謝するに値するものを、気がつかないでいるのだ。

心が積極的になれば、たとえ人生に苦難苦痛があろうと、心の力で喜びと感謝に振りかえることができる。」

―中村天風―

「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。」

―松下幸之助―

「感謝は、過去を意味あるものとし、今日に平和をもたらし、明日のための展望を創る。」

―メロディ・ビーティ―

心からの感謝の想いで一年を締めくくれば、新しい年もまた、きっとたくさんの「ありがとう」が巡り輝く年になることでしょう。

2021年締めくくりのひと月、どうぞあなたが考え得るすべての人やものへ、あらためて心からの感謝を向けてみてください。

そして最後は、2021年をここまで走りぬいてきた、あなた自身に心からの感謝を。

さまざまなことを乗り越えて今日まで頑張ってきた、かけがえのないあなた自身の身体と心に。

「ありがとう。」

【大内順加　プロフィール】
１９７９年生まれ、二児の母。
フリーライター／心理カウンセラー、アンガーマネジメントキッズインストラクター。

大学では臨床心理を専攻。大手広告代理店勤務を経て、出産・育児中は認知行動療法を学ぶ傍ら、育児関連webサイトで在宅ライターに。2008年より本格的に活動を始める。

現在は主に、認知行動療法、ストレスマネジメントに関する書籍の執筆や、ライフスタイルマガジン、情報サイトの記事作成、企画・編集作業、横浜の地域密着型おでかけサイトで突撃取材&インタビュー記事、現地レポ作成などをおこなっている。

心理カウンセラーとして認知行動療法を用いたカウンセリングのほか、ギャングエイジの子どもを対象に「怒りを感じたとき、どう行動するか」「怒りをコントロールする方法と大切さ」について伝える日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントキッズインストラクターとしても活動中。

【執筆メディア】

◆”知らなかった新しい横浜”を紹介するウェブサイト「ハマニア」にて「なかのひとに聞いてみた！」インタビュー

◆ブログ：「きもちの居場所―幸せをつかむチカラ磨き―」
➔https://ameblo.jp/utari-atuy

◆書籍「人生を変える無意識の使い方―なりたい自分に必ずなれる！―」
➔https://www.amazon.co.jp/dp/B08KDP7V56/

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